お金を貸してもらうときに、呼び方がいろ
いろと混在する時があります。
ここでキャッシングとクレジットの違いを覚えておきましょう。
◆キャッシングはお金を借りるだけ。クレジットは買い物の支払いを後払いする。
例えば、アコムとかレイクなどいわゆる消費者金融
と呼ばれる会社があります。
こちらのカードを作ると「キャッシング用のカード」となります。
一方、三井住友VIZAや、セゾン、JCBなどのクレジット会社
で(信販会社とも呼ぶ)カードを作ると「クレジットカード」
というものになります。
キャッシングカードは基本的に、「お金を借りるだけ」
に作るカードです。
クレジットカードは「ショッピングで買い物をした支払い分
のお金を1回または分割数回払いの後払いで支払う」ための
カードです。
こうして聞くとキャッシングとクレジットは全く違うもの
ということがわかります。

※カードの形は同じでも使い方は違いも多い
但し、混在されて使われる理由もあります。
クレジットカードでは、ショッピングでの支払いの分割
以外に、キャッシングができる契約がされている
ものがほとんどどです。
少しまとめてみると次のような表になります。
※ | キャッシングカード | クレジットカード |
---|---|---|
買い物分割支払い | できない | できる |
現金を借りる | できる | できる |
カード年会費 | 0円がほとんど | 数百円〜1万円以上など幅が広い |
審査の判定 | クレジット会社よりは甘い | キャッシング会社よりは厳しい |
お金を借りた金利 | 銀行より高いがクレジットより安い | 銀行より高い |
利便性 | 会社によりコンビニATM可 | 会社によりコンビニATM可 |
お得感 | 新規借入30日無利子など | ポイント付与、他商品の割引連携 |
キャッシング会社とクレジット会社の比較は、
一概に言えない部分も多いです。
ポイントとして押さえておくことは、
買い物をする、お金を出し入れしたくない
と言う方は断然クレジットカードがいいです。
1回払いなら金利は0円、2回払い以上から
金利手数料が発生します。
常に現金支払いのシーンで現金を用意する
時に、手元にお金が必要となるかたは、
キャッシングカードがいいでしょう。